設備・検査
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従来の耳鼻咽喉科の診療は所見が見えないため、説明のみでは不安なことが多かったのではないでしょうか。
当院ではできるだけ現在の状況をお見せしながら説明できるよう内視鏡関係の設備に力を入れています。観察・処置用の顕微鏡(1)や、鼓膜鏡(2)を使用してわかりやすい説明を心がけております。
めまいの診断用に赤外線CCDカメラ(3)を導入しております。めまいの際に見られる「眼振」という目の動きを精度良く検出し記録するためのものです。
電子内視鏡(4)は、平成26年8月に新機種に更新いたしました。従来のものより細くなりましたので挿入時の苦痛が軽減されています。
これらの記録はデジタルファイリング装置(5)に患者さんごとに保存されておりますので、以前の状態と常に比較しながら病状の推移を確認することができます。
甲状腺や頚部リンパ節腫大などの疾患に対しては超音波断層検査も随時施行しております。超音波診断装置(右)はカラードップラー機能を備えておりますので血流の状態なども把握することができます(平成28年4月に最新機種に更新いたしました)。
内視鏡システムには狭帯域光を使用した最新のシステム(PENTAX EPK-i7000)も導入しておりますので咽喉頭表在癌の検出率が高まることが期待されます。あわせて声帯の動きを観察するためのストロボ光源も設置しております。
レーザー装置
平成20年秋に、鼓膜開窓用の炭酸ガスレーザー装置を導入いたしましたが、現在は機器の不調のため休止しておりますのでご了承ください。
耳鼻科用CT装置
耳鼻科用CT装置(モリタ製作所製 3D Accuitomo F17)を設置いたしました。撮影範囲内の前後・左右・上下の任意の面を画面上に表示することができ、慢性中耳炎や副鼻腔炎の診断精度が格段に向上いたします。撮影時間は20秒程度、撮影範囲を絞ることで被曝線量も従来のCT装置よりはるかに少なくてすみます。
子どもさんなどでは解像度を調節することで、さらに撮像時間を短く設定でき線量も減らすことが可能です。今までのCTのイメージとは異なり椅子に座った状態で撮影いたします。診療の流れを妨げないよう当面、午前・午後の診療開始前および木曜の午前に予約で撮影いたします。耳鼻科専用器ですので頭部や胸部の撮影は従来通り主に御池クリニックにお願いすることになりますことをあわせてご了承ください。
AED
自動体外式除細動器を設置しております。
アメニティ
平成17年1月より、テナントの旧診療所から西隣りの現診療所に移転いたしました。
新診療所では待合室に現在の待合状況を表示し、携帯電話からもお待ちの人数が確認できるようにいたしました。
また清潔な環境を確保するため、従来使用しておりました空気殺菌器に加え、エアコンの使用を最小限にとどめるよう輻射熱冷暖房を採用いたしました。さらに、京都の診療所では初(大阪ガスによる)の椅子床暖房を設置いたしました。待ち時間の不快さを少しでも緩和できればと考えております。
尚、パーティションで仕切られた子ども用の待合コーナーでは椅子の高さを低くし、テレビでは子ども番組を常時放映いたしております。雑誌の懸架はコロナ後控えておりました。現在も最小限にしており随時殺菌処理をしております。
スピーチプライバシーシステム
診察室での会話を少しでも中待合や点滴ベットに聞こえにくくするために、「スピーチプライバシーシステム(YAMAHA)」を導入いたしました。私はやや大きな声でお話ししておりますので、これを遮蔽することは難しいのですが、他の方に聞かれたくないご相談内容は少し声のトーンを落としていただくことで聞こえにくくなります。中待合などでは少し変わった音が聞こえて戸惑うかもしれませんがご理解をお願いいたします。
自習コーナー
自習コーナーを設置しております。
日常の診察では時間の都合で説明が不十分になることもあります。
そこで自習用のスペースを設置し、滲出性中耳炎を中心とするCDと、下記のDVDを準備いたしました。待ち時間中に閲覧を御希望の方も御遠慮なくお申し出ください(貸し出しもいたします)。
本コーナーは感染症の方の控え室としても使用いたしますので、次に入室いただく方や中待合でお待ちの方の感染防止のため専用の空気清浄器とクレベリンGを常時設置しております。
尚、ダイソンの扇風機(hot & cool)はリコールによる修理を完了しておりますのでご安心ください。
患者さん用DVDリスト
「お子様の耳大丈夫?(滲出性中耳炎について)」「耳の感染症と耳浴」「めまいがおこったら」「めまいの運動療法」「花粉症7つの疑問」「花粉博物誌」「ゼンソク君を友達にしちゃお」「喘息の上手なコントロール」「アレルギーのしくみ」「慢性副鼻腔炎とは」「耳鳴り」「あなたも良きアドバイザー(補聴器装用者のご家族のために)」
今月のアロマ
当院では日本アロマ環境協会認定のアロマテラピーアドバイザーの資格を取得し、待合室と診察室にアロマライトを準備して、アロマオイル(同協会認定のアロマオイルを使用)の香りを楽しんでいただけるようにしております。
12月のアロマは樹木系の『ホーリーフ』、年末の疲れを癒します。風邪の季節、抗菌・抗ウイルス作用もあり。中医学的効能は補気・補腎です。